大福
はい、ごきげんよう。
Kです。
四月最初の一週間、どんな春をお過ごしでしょうか。
ワタシは引っ越ししたり、新しいことにチャレンジしたり慌ただしくも賑やかな毎日です。
そして、こんなバタバタしているときこそ、ほっと一息つけるものがほしくなるんですよね。
前回のお餅繋がりで、今回は大福です。
コンビニやスーパーのレジ前にあるとついつい買ってしまう和菓子の一つなんですよ。
これに緑茶があれば最高です。
ほうじ茶でも可です。
さて、大福の歴史を覗いてみましょう。
室町時代の頃、大福は『大腹』書き、『大腹餅』という名前で呼ばれており、今よりももっと大きな焼き餅だったようです。
その名前のとおり、一つでお腹がいっぱいになるほどのサイズだったとか。
また、この時代の餡は塩餡で現代の甘い餡とは違ったみたいです。
余談ですが、こういった塩餡の大福は、現代では名前を変えて『塩餅』という商品で取り扱われているそうですよ。
これもちょっと興味ありますね。
そして、砂糖が普及しはじめた江戸時代。
あんこを砂糖で甘くした『腹太餅』が発売されました。
これが大ヒットすると、今度は食べやすい大きさになって『大腹餅』という名前に変わり、世間に広まっていったようです。
さらに時は経ち、佳字の福に書き換えられ、『大腹餅』は『大福餅』になりました。
歴史はこれくらいにして、次は大福の種類を見ていきましょう。
以前ブログで取り上げたどら焼き同様、大福にもたくさんの変わり種があるんですよ。
豆大福
草大福
塩大福
いちご大福
栗大福
フルーツ大福
コーヒー大福
モンブラン大福
プリン大福
カスタード大福
ティラミス大福
生クリーム大福
なんじゃこりゃ大福
あー……。ちょっと多すぎますね。
でも、せっかくなので簡単な説明と個人的な独断によるオススメ店舗を紹介していきましょう。
・豆大福
茹でた赤エンドウを入れた大福餅。
岡埜栄泉
豆大福といえばここ。言わずと知れた豆大福様ですね。
・草大福
よもぎを混ぜたお餅で作った大福餅。
松島屋
草大福だけでなく、豆大福もオススメです。
・塩大福
塩で味付けされた大福餅。
元祖塩大福 みずの
shiodaifuku.co.jp塩の加減とほどよい甘さのバランスが絶妙です。
・いちご大福
昭和後期に発案されたもので中にいちごが入っている大福餅。
大角玉屋 四谷店
いちご大福発祥のお店と言われています。ブランデーどら焼きがとっても気になりますが、今回はいちご大福で。
・栗大福
中に栗が入っている大福餅。少しリッチな気分になれます。
銀座あけぼの
栗だけでなく、白玉まで入っているその名も『白玉栗大福』。少しリッチどころじゃないです。とってもリッチな気分になれます。
・フルーツ大福
中にキウイとか、バナナとか、ミカンとか……。とにかくフルーツが入っている大福餅。
よしだや本店
季節限定のフルーツ大福があります。その季節ならではのフルーツを使っているみたいです。
・コーヒー大福
コーヒーを使った大福餅。餅に練り込んだり、餡に混ぜたり、店舗によって様々です。
紅梅堂
こちらは餅にコーヒーを入れ、白餡にコーヒーを入れ、さらに生クリームが入っています。
もちろんコーヒーとの相性はNIJYU-MARU。
にじゅうまると打ったらNIJYU-MARUと出たんでこのまま続けます。
・モンブラン大福
完全に見た目がモンブランです。しかし、大福餅です。
共楽堂
秋冬限定、モンブラン大福。ちゃんと栗も乗ってます。
・プリン大福
中にプリンが入っている大福餅。
まごころ銘茶 松田園
こちらはプリン大福だけでなく、抹茶クリーム大福なども取り扱っています。
・ティラミス大福
マスカルポーネとコーヒー餡でできた大福餅。
沢田本店
ちーず大福が有名なお店。ティラミス大福は季節限定商品です。日持ちするところが嬉しいですね。
・生クリーム大福
中に生クリームが入っています。
まほろ堂 蒼月
お抹茶やかき氷などカフェスペースもあり、充実した一時を楽しめます。
・なんじゃこりゃ大福
宮崎県名物。いちごと栗とクリームチーズが入った大福餅。
お菓子の日高
hidaka.p1.bindsite.jp宮崎では知らない人はいないとのこと。見た目からしてインパクトあります。
長々とやってきましたが、肝心のオススメ大福店舗をご紹介しましょう。
『玉川屋』さん。
大福
つぶあんで、お餅は柔らかよく伸びます。
ぺろりと頂きました。
ごちそうさまでした。
それでは、この辺で締めさせていただきましょう。
これからも海外で流行っている・関心を持たれている日本の文化について紹介していきますよ。
それでは、またの機会に。
PROFILE
K
社長。主に、海外で流行っている・関心を持たれている日本の文化について紹介している。お花見をしたいけど、忙しくて時間がない。そのうち桜が散ってしまう気がしている今日この頃。
