ネコと学ぶ!たのしい日本・海外の文化

日本・海外の文化をたのしくお届けしたいネコ

焼き鳥

はい、ごきげんよう
Kです。

 

あっという間にゴールデンウィークが終わってしまいましたね。
世間はワタシよりも一足早く日常に戻っているようです。
通勤ラッシュ、ランチタイムに混むお店、学生さんが帰る時間に人通りが多くなる歩道。
慌ただしいのはいつものことだったはずなのに、何だか懐かしく感じますね。
こんな日は、帰り道すがらにあるたくさんの誘惑へ乗っかるのも一興です。

ちょっと寄り道して帰りましょう。

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飲み屋さんの定番メニュー、焼き鳥。
前回紹介した串カツ同様、多くの方に親しまれている食べ物です。

 

nekonekomanabu.hatenablog.jp

 これからの季節、ビアガーデンが始まりますからね。
いっしょに注文する人も今よりもっと増えると思います。
しかし、その発祥について知っている人は、いったい何人いるでしょうか。

 

焼き鳥は、平安時代から存在していたと言われています。
でも、当時は鶏を始めとする家畜の食用が禁止・忌避される世の中でした。
そのため、明治時代までは狩猟で手に入れた雀やうずらなどを串焼きにし、これを『焼き鳥』と呼んで食していたみたいですね。

 

時は流れて江戸時代。
屋台で雀の焼き鳥が扱われるようになり、これが流行していたようです。
また、ネギとマグロを煮込んだ鍋料理『ねぎま』もこの頃から始まったとされていますね。
この時代も鶏を使った焼き鳥はまだありませんでした。

 

明治時代になり、鶏を食べる習慣が生まれました。
とはいえ、当時の鶏は高級品。
そう簡単には手に入らないため、鶏以外の鳥を使った串焼きを食べる人はまだまだたくさんいたそうです。
そして戦後、養鶏業界にブロイラーが輸入されたことをきっかけに焼き鳥店はどんどん増えていきました。
また、鶏を使った焼き鳥はこのときに定着したとされています。
いろいろな部位を焼いて食べるのも、戦後の食糧不足を解消しようという発想から生まれたみたいですね。
クセのある部位も多いですが、この時代からおいしく食べられるよう工夫された結果、今の種類豊富な焼き鳥に繋がっていった……。
そう考えると感慨深いものがあります。
大切に繋いでいきたいですね。

 

それでは都内でオススメの焼き鳥屋さんをいくつか紹介していきましょう。

 

蘭奢待

らんじゃたい、と読みます。
コースを頂いたのですが、最初のバケット付きレバーブリュレから始まり、焼き物、お野菜、お汁物全てがおいしかったです。
さすがミシュラン一つ星。すばらしい焼き鳥でした。

 

やきとり屋 すみれ

やきとり家 すみれ

こちらはたくさん店舗があるので、訪れた方も多いのではないでしょうか。
つくねにはやっぱり卵がほしいタイプです。
余談ですが、デザートに迷ったら『コッコちゃんのすみれ』プリンがオススメですよ。産まれますからね。

 

てけてけ

www.teke-teke.com

飲み放題もやっているお店。
お手頃価格、安定しておいしいです。
焼き鳥は塩かタレか選べる店舗が多いと思いますが、こちらのお店ではタレを選びがちですね。

 

さて、本日のピックアップ店舗は……。

 

近所の焼き鳥屋さん。
お持ち帰りもできます。
本当に近所なので画像はないです。

ミシュランもいい、チェーン店もいい。
でもやっぱり行きつけのお店の焼き鳥が好きなんですよね。

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ねぎま

 

いつもはねぎまの代わりにつくねを頼むことが多いのですが、記事にも書いたし、せっかくなのでねぎまをチョイス。
そして皮は外せません。

 

お店ではちゃんとお箸で取って食べます。
でも、ここは家ですから。
串のままいただきましょう。

 

焼き鳥を堪能するため、この辺で締めさせていただきましょう。
これからも海外で流行っている・関心を持たれている日本の文化について紹介していきますよ。

 

それでは、またの機会に。


PROFILE

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K
社長。主に、海外で流行っている・関心を持たれている日本の文化について紹介している。髪の色を変えて心機一転。明るすぎず暗くなりすぎず、いい色合いに落ち着いている。