ネコと学ぶ!たのしい日本・海外の文化

日本・海外の文化をたのしくお届けしたいネコ

お団子

はい、ごきげんよう
Kです。

 

すっかり花粉が飛び交う季節になりましたね。
今年は花粉症デビューする人がたくさんいるのだとか。
ものすごい量の花粉が飛んでいるみたいですよ。
ワタシの周りでは、花粉症にまだなっていないという話をすると、「今年こそはなるよ」なんてとてもいい笑顔で不吉な予言をする方が急増します。
熱烈に歓迎されるなら別のことの方が嬉しいんですけど……。
ままならないものです。

 花粉もそうですが、もう少しすれば美しい花が咲きますね。
そう、桜です。
梅もかわいくて好きです。
でも、やっぱり桜は日本の国花の一つですから、見逃すわけにはいきません。

お花見シーズンにうってつけ。
今回は、そんな逸品をご紹介しましょう。

 

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その歴史の深さに驚きました。
調べによると、日本人がお団子を食べ始めたのは縄文時代だという説が有力なんだそうです。
当時、クヌギやナラの実(どんぐり)はアクが強いため、食べるためには粉状にして水にさらしていたようですね。
そうしてアクが取れたものを土器などでお粥やお団子にして食べていたんだとか。
食感がよかったのか、人々が穀物を食べるようになってからもお団子を食べる習慣はなくなりませんでした。

 

そして、時は経ち室町時代
この頃にはすでに串ざしのお団子があったようです。1600年代のお団子は串に5つささっているものが定番でした。
江戸時代が安定期になった1700年代。ここでようやく、お団子は一般的な食べ物となったみたいですね。
「花より団子」という言葉も、このときにできたんだとか。
もちろん、当時のお花見の主役はお団子です。
お酒やお弁当よりも、お団子。
それくらい大流行していたんですよ。

さて、オススメのお団子が置いてある店舗をいくつか覗いてみましょうか。

 

『追分だんご本舗 新宿本店』

www.oiwakedango.co.jp


夏の日差しが照りつける日も木枯らしが吹く冬の日も、いつもお客様でいっぱいのお店。
定番から変わり種までありますが、ワタシのオススメは抹茶あんのお団子です。

 

『つる瀬 湯島本店』

tsuruse.jp

甘いものがそんなに得意じゃない方へオススメなのがこちらのお店です。一風変わった青のりと黒ごま団子セットがワンコイン以内で食べられますよ。

 

『京だんご ひさごや』
三宿にあるお団子屋さん。テイクアウト専門ですが、炭火で焼かれたお団子はぜひ温かいうちに食べてほしいですね。

 

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今回のピックアップ店舗は『ひさごや』さん。
実は、この旗があるときしか食べることのできない隠れた名店なんです。

 

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みたらし団子
あん団子

 

お団子は5つ。
1600年代の定番ですね。
ちょうど焼き立てだったみたいです。
お団子は一粒一粒がもちもち。
炭火で焼いているので香ばしい風味がします。
優しい甘さのみたらし団子と粒あんのあん団子。あんこは後乗せでたっぷり入れてもらっちゃいました。

 

こうなると、お茶が恋しくなります。
前回紹介した日本茶はお団子とベストマッチですね。

nekonekomanabu.hatenablog.jp

 素晴らしい日本の食文化……。

 

そうそう。
テイクアウト専門だったので、お団子は近くのキャロットタワーに登って食べました。

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26階ですから眺めは最高です。
しかし、ここでお団子を食べるワタシは……。なかなかに注目を集めていました。
なぜでしょう……?

 

それでは、この辺で締めさせていただきましょうか。
これからも海外で流行っている・関心を持たれている日本の文化について紹介していきますよ。

それでは、またの機会に。


PROFILE

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K
社長。主に、海外で流行っている・関心を持たれている日本の文化について紹介している。おいしいサラダバーがあると、ついついお代わりの手が止まらなくなってしまう。でも、野菜だから大丈夫とのこと。