日本茶
はい、ごきげんよう。
Kです。
このブログの 「海外で流行っている・関心を持たれている日本の文化」を担当しています。
今まで一回も出番なかったけど、チョーセキさんはこたつの住人になってるし、今回はワタシが紹介していきますね。
さて、チョーセキさんの記事をいくつか見返してみましょうか。
タピオカミルクティーにアフタヌーンティー。
とても魅力です。
でも、日本にだって素敵なお茶文化はあるんですよ。
『日本茶』。
その香り高く、深い色合いからは落ち着きを感じます。
まずは日本茶の歴史から。
奈良・平安時代に、遣唐使や留学僧によってもたらされたと推定されてる日本茶。当時の日本は中国の学問や制度、文化を学び、取り入れようとしていたんですね。
唐の時代でお茶が薬として飲まれていたように、日本でも滋養強壮・体調不良回復を期待して飲んでいたみたいですよ。
そうそう。この頃のお茶は貴重で上流階級などの限られた人しか口にできない飲み物だったとか。
お茶のない生活……。考えられませんよね。
あ、いけない。日本で最初の本格的なお茶関連の書のお話がまだでしたね。
著者は栄西禅師。鎌倉時代に宋から帰国するとき、栄西は日本にお茶を持ち帰ってきたんです。
そして、『喫茶養生記』を執筆。この書には、お茶の効能や製法などが書かれていて、日本の喫茶文化の普及に大きな影響を与えました。
茶道もここから始まり、完成したとされているんですよ。
それでは、日本茶が楽しめる店舗をいくつか紹介しましょう。
「SALON GINZA SABOU」
日本茶に合う食べ物がいっぱいです。スイーツもいいですが、おにぎりもかわいくてオススメですよ。
「東京茶寮」
カウンター形式で日本茶の飲み比べができます。デザイナーがオーナーだそうで、とてもスタイリッシュなお店です。
「表参道 茶茶の間」
オーナーは日本茶インストラクターの資格を持っているのだとか。自家製スイーツは日本茶と合うように作られていて、甘さ控えめです。
今回のお店は「東京茶寮」。
入ってすぐ聞こえるBGMがおもしろい。
波打っているような手触りの音楽は、まるで海の中にいるみたいでついつい長居してしまいます。
お茶とスイーツのセットのみのお品書き。
一煎目、二煎目で温度を変えて、三煎目で玄米茶にしてくれるとのこと。
さて、では一煎目から見ていきましょうか。
一煎目 70度
飲みやすく後味もすっきり。羊羮とよく合います。
二煎目 80度
色も深くなり、茶葉の風味がしっかり感じられます。羊羮おいしい。
三煎目 玄米
いい香り。玄米茶の香りは食欲がでますね。
なんですか?「玄米茶のときにはもう羊羮がない」?
ああ、写真の話ですか。それはそうですよ。
だって、二煎目の途中で全部食べてしまったんですもの。
わかってはいたんですよ?
写真を撮らなきゃいけないって。
でも、おいしかったんです。
気づいたら減っていたんです。
ミステリーですね。
さて、こんなところでしょうか。
これからはワタシも、主に外国人に向けて日本の文化や歴史を紹介していきます。
よろしくお願いしますね。
それでは、またお会いましょう。
PROFILE
K
社長。主に、海外で流行っている・関心を持たれている日本の文化について紹介している。ポイントをためてオーブンを買いたいお年頃。しかし、予算オーバー。