タピオカミルクティー
ごきげんよう。
吾輩はチョーセキである。名前はすでにある。
このブログは、海外の人々に日本の文化や歴史を知って頂きたい。そんな志から始まったものである。
文化……。
そこには必ず歴史が存在し、人々の生活が根付いているのだ。実に感慨深い……。
吾輩が紹介する作品は、主に『日本で流行っている・関心を持たれている海外の文化』である。
実はもう一人、『海外で流行っている・関心を持たれている日本の文化』を紹介する者がいるのだが……。いや、今はやめておこう。
吾輩が手引きせずとも彼女は勝手に語り出すだろうし、近々諸君の前に姿を現すだろうからな。
もちろん他国言語にも対応していく予定だ。恐らくきっとそのうち対応する。恐らく……。
申し訳ないが、しばし待って頂ければこれ幸いである。
記念すべき第一回目は、そんな待ち時間を優雅なティータイムに変えてくれる吾輩のとっておき作品を紹介しよう。
その名も、タピオカミルクティーだ。
台湾発祥の飲み物でミルクティーに大粒のタピオカパールが入っている。
その歴史は比較的新しく、発祥にも二通りの説があるようだ。
一つは、1983年に台湾台中市の喫茶店春水堂のオーナーが「清涼飲料水に対抗できるような中国茶」として誕生させたという説。もう一つは台南市の喫茶店翰林茶館のオーナーが由来という説。
しかし、どちらも特許を取るには至っておらず、台湾の食文化として根付いたらしい。
それが今や巡り巡って世界展開し、日本でブームになっているというわけなのだよ。
さて、ここでタピオカミルクティーが楽しめる店舗をいくつか紹介しよう。
『春水堂』
先の歴史について示した発祥の店の一つだな。
『THE ALLEY』
ずっと吾輩を見ている鹿のイラストが特徴的。日本のタピオカミルクティー再ブームのきっかけになったそうだぞ。
『CoCo』
なかなか目を合わせてくれないキャラクターが看板に描かれている。恥ずかしがり屋さんなのだな。よくキャンペーンをやっているので公式情報は要チェックすべし。
THE ALLEY ジ アレイ | お茶に恋をする、美しい生活
今回立ち寄ったのは『THE ALLEY』。
店内も落ち着いた雰囲気で、吾輩の執筆インスピレーションもカクカクシカジカされたぞ。
ロイヤルNo.9タピオカミルクティー
豊かなミルクティーの味がしっかり広がり、タピオカパールもモッチモチ。それでいて後味はスッキリ。
これがまた執筆で疲れた脳にカクカクシカジカ染み渡るのだ。
吾輩オススメの飲み方は、「甘さ控えめ氷なし」。
おっと。オーダーに応えてくれるとはいえ、店員さんを困らせるような真似はするなよ。
吾輩との約束だ。
……いけない。次の締切が迫っている。
これからも主に外国人に向けて日本の文化や歴史を紹介していくぞ。
では、次の作品でまた会おう。
さらばだ。
PROFILE
■チョーセキ
デザイン&マーケティング担当。主に、日本で流行っている・関心を持たれている海外の文化について紹介している。特技は予備動作なしでハンドクリームをおすそ分けすること。